Pars Today
フランス・トゥールーズの大学教授が、反イスラエル発言をしたとして停職処分になったことが明らかになりました。
リベラル派から保守派に至るまでアメリカの政治家やメディアは、米国の外交政策を批判する個人や団体に対してマッカーシー時代に類似した攻撃を開始し、平和主義者から言論の自由や反対する権利を剥奪してきました。
あなたもおそらくこれまでに、グーグルの検索エンジンで出てきた報道・政治関連のサイトを開こうとした際、セキュリティ上の理由だとしてブラウザに閲覧を止められたことがあるのではないでしょうか。USAID・アメリカ国際開発庁が先日発表した文書では、同国が政府の利益に反する情報の公開阻止や検閲を強化していることが示されており、こうした干渉が今後、さらに激化することが予想されます。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、インスタグラムとフェイスブックにある同国イスラム革命最高指導者ハーメネイー師のアカウントをメタ(旧フェイスブック)社が凍結したことについて、言論の自由の侵害であるとともに倫理に悖る侮辱的な違法行為だとしました。
イランの報道各社がパレスチナ・ガザ地区におけるシオニスト政権イスラエルの犯罪を新たに暴露したことを受けて、アメリカ政府の命令により、イランのアラビア語放送「アルアーラム・チャンネル」のSNSが凍結されました。
国際人権団体HRWヒューマンライツ・ウォッチが、「メタ社傘下のSNSであるフェイスブックとインスタグラムは、パレスチナ・ガザ地区に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃の開始以来、自らが運営するSNS上のパレスチナ支持者の声をもみ消してきた」と表明しました。
これまでに西側諸国で数十人の著名人がパレスチナ支持を理由に弾圧され、職場から解雇されていることが明らかになりました。
西側諸国で、シオニスト政権イスラエルに対する抗議行動をめぐって言論の自由が侵害されています。
イラン政府のバハードリージャフロミー報道官は、「西側の求める言論の自由とは、抑圧されたガザ地区から人々の叫びがわずかでも世界に届いてはならないということを意味する」としました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相はデンマーク外相と電話会談し、スウェーデンやデンマークでイスラム教の聖典コーランに対する冒涜行為が続いていることを非難し、「表現の自由を口実に、宗教的価値が毀損されることがあってはならない」と述べました。