韓国の保守団体が, 独ベルリンの慰安婦少女像の撤去を求めデモ実施
6月 27, 2022 19:24 Asia/Tokyo
韓国の保守団体関係者が、ドイツ・ベルリンに設置された慰安婦少女像の撤去を求めるデモを現地で開催しました。
韓国の中央日報によりますと、同国の保守団体「お母さん部隊」のチュ・オクスン代表は26日日曜、SNSでベルリンに設置された少女像前でデモを行った場面の写真を公開しました。
その写真で、同団体は英語・ドイツ語・日本語で「慰安婦詐欺はもうやめよう!」と書かれた横断幕を手にしています。
現地ではこの団体に対して、ドイツ女性団体、市民団体の極右に反対する被害者、ベルリン日本女性連合、ベルリンに少女像を建設したコリア協議会所属の人々が対応デモを実施し、チュ代表に対してドイツ語と韓国語で「家に帰れ」、「さらに学んで」と叫んで対抗したということです。
ベルリン中心部のミッテ地区にある少女像は2020年9月、1年間の期限で設置されましたが、その後地元当局は少女像の永久存続決議案を可決しました。
日本の岸田文雄首相は、去る4月28日のショルツ独首相との首脳会談で、ベルリンに設置されている慰安婦少女像の撤去を求めています。
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