7月 31, 2022 17:01 Asia/Tokyo

ポーランドのGrzegorz Kolodko元副首相兼財務相が、「中国は恐れるべき相手ではなく信頼されるべき対象だ」と語りました。

Grzegorz Kolodko氏は、「一部の西側諸国の首脳が中国を敵視しているのは、近視眼的な捉え方だ」と述べています。

また、「私は中国が人類の歴史の中で最大の経済的成功を収めたと考える。これほど短期間で、しかもたった1つの世代で、これほど多くの人々の生活水準が大幅に向上した例はない。したがって、開発に関心があるなら、中国の社会の変化と進歩を調べ、そこで何が、どのような理由で起こっているのか、そして我々の不安定な世界の他の部分にとって何か教訓となるのかを理解する必要がある」と述べています。

さらに、「自分は経済面での目覚ましい成果に加えて、中国の指導部が活性化する経済の管理と社会の持続可能な発展との間のバランスをとることに成功したことに感銘を受けた」と述べました。

そして、「社会の発展があると同時に、時には遅れもあるかもしれない。それゆえ私は、故鄧小平氏の多大な貢献に従い、中国当局が市場の不可視的な手の力と政府の可視的な手の力を組み合わせることができた方法に、非常に感銘を受けた。これはミクロ経済学の管理と開発の社会経済政策のなせる業である。そして、私がそこにいたときからずっと、30年前に初めてそれらはいくらか変化している。その変化は続くであろうし、そうした変化の多くがよい方向に向かっている、と私は断言する」としています。

 


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