中国が、北朝鮮追加制裁への反対を表明
8月 02, 2022 18:18 Asia/Tokyo
中国の張軍国連大使が、「我が国は、北朝鮮へのさらなる制裁措置を支持しない」と強調しました。
中国は、アメリカ主導による西側諸国の外交・経済攻撃に対して北朝鮮を支持する主要な国です。
アメリカ政府は、北朝鮮の核およびミサイル計画に対抗するという口実で、同国に対し厳しい制裁を課していますが、中国は常に北朝鮮を支持し、国連に対してこれらの制裁の一部を緩和するよう求めています。
ロシア・スプートニク通信によりますと、張軍国連大使は、「中国政府は、北朝鮮に対するさらなる制裁措置が何の結果ももたらさず、米朝間の緊張を増大させるのみだと考えている」と述べました。
続けて、「米国と北朝鮮は、互いに直接的やり取りを行わなければいけない。米政府は、北朝鮮の懸念に応えるような特別な措置を取るべきである」としました。
北朝鮮と中国は、1961年7月11日に中朝友好協力相互援助条約を結んでおり、どちらかの国が攻撃された場合には互いに支援することを約束しています。