8月 10, 2022 17:44 Asia/Tokyo

台湾海峡で、中国と台湾の艦艇10隻ずつが事実上の「にらみ合い」状態に突入しています。

ロイター通信が10日水曜、台北および北京から、事情に詳しい関係者の話として報じたところによりますと、中国の軍艦は10日午前時点で、台湾の東岸・西岸沖で引き続き活動を続けているということです。

また、「この演習は数日間続く」とし、演習継続について「事態を拡大させるつもりはない。危険性は小さい」と主張する一方、北部や南部など他の地域でも演習を続けていると述べています。

中国は、ペロシ米下院議長の訪台への対抗措置として台湾周辺で軍事演習を開始し、この演習は今も継続されています。

中国国営テレビCCTVは10日、台湾周辺での演習の模様として、中国の戦闘機が緊急発進したり、飛行中に給油を受けたりしている映像や、軍艦が展開している映像を公開しました。

中国は、今回の軍事演習は、アメリカや、台湾の独立派への警告である、としています。

中国は、台湾を自らの不可分の領土の一部とみなし、台湾を独立させようとする他国の動向に対し、これまでに何度も警告を発しています。

 


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