韓国・国家情報院前院長が、北朝鮮による核実験実施を主張
8月 23, 2022 20:47 Asia/Tokyo
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北朝鮮による核実験実施
韓国・国家情報院の前院長が、北朝鮮が今年11月の米中間選挙前に核実験を行う可能性があると主張しました。
北朝鮮は、ミサイルや核兵器は自衛のためであり、他国への攻撃意図は全くないと主張しています。アメリカは日本や韓国に数万人の兵力と最新兵器を配備し、様々な軍事演習を行っています。
韓国・聯合ニュースによりますと、今年5月まで国家情報院院長を務めていたパク・チウォン氏は、北朝鮮が22日から始まった米韓合同軍事演習に抗議して、挑発的な行為に出る可能性があると主張しました。
こうした中、米韓両当局は、北朝鮮が7回目の核実験に向けた用意を終えているとしています。
パク氏は、韓国のユン大統領が北朝鮮向けに提唱した「大胆な構想」について、韓国政府は裏で北朝鮮側と関係を築くよう努力すべきだとしました。
ユン大統領は今年5月、北朝鮮の非核化と引き換えに経済支援を行う「大胆な構想」の実施にむけて国際社会と協力する用意があると表明していましたが、北朝鮮はこれを一蹴しています。
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