アフガン前大統領「米への信頼が自政権の崩壊原因」
8月 27, 2022 19:48 Asia/Tokyo
アフガニスタンのガニ前大統領が、自政権の崩壊の原因は米への信頼だった、としました。
ガニ氏は2021年、タリバン勢力がアフガニスタンの首都カーブルに入った際に国外に逃亡し、現支配勢力のタリバンが政権を掌握しました。
ガニ氏は、アメリカのPBSテレビのインタビューに応じ、「自らの政権の崩壊の原因として、主要なパートナー国であるアメリカを信頼したことを挙げ、「米はアフガンからの撤退合意書に調印し、これにより、同国軍隊はその1年後までタリバンの弊害から安全に守られていたが、我々の軍は最大の代償を払った」と語りました。
また、「米はアフガンの主権を侵害し、収監されていたタリバンのメンバー5000人以上を解放した」とし、「米は、カタール・ドーハで、タリバンとの合意書に調印することで、当時のアフガン政権の崩壊の下地を作った」と述べています。
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