9月 11, 2022 14:59 Asia/Tokyo
  • 中国の習近平国家主席とロシアのプチーン大統領(アーカイブ写真)
    中国の習近平国家主席とロシアのプチーン大統領(アーカイブ写真)

中国全人代の栗戦書・常務委員長(国会議長に相当)が、「わが国は、ウクライナにおいてロシアが行う自らの利益の保護のための行動の全てを完全に理解するとともに、これを擁護・支持する」と強調しました。

ロシアと中国の協力は近年、非常に緊密になってきており、軍事・安全保障の分野のみならず、政治、経済、外交、文化、科学技術の各分野においても、非常に包括的で集中的なものとなっています。

ロシア・タス通信によりますと、栗委員長はロシア下院の複数の派閥の長らとの会談において、「ロシアのきわめて重要な利益に関する問題については、我々は常にこれに対する支持を表明してきている。その例として、ウクライナ問題をめぐり我々は、アメリカおよびこれに同盟するNATO北大西洋条約機構諸国がどのようにロシア国境周辺まで拡大を続け、ロシア国民の暮らしを破壊し、彼らの国家安全保障を危険にさらしてきたかを、目の当たりにしている」と述べています。

中国で第3の地位にあるとされる栗委員長はまた、台湾問題に関するロシア側の支持に謝意を表明するとともに、「我々は、台湾問題における中国の立場をプーチン大統領やその他のロシア政府関係者が公けに支持してくれていることに、心から感謝している」としました。

 


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