北朝鮮宣伝サイトのユーチューブアカウントが再び停止
(last modified Wed, 21 Sep 2022 05:57:09 GMT )
9月 21, 2022 14:57 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮宣伝サイトのユーチューブアカウント
    北朝鮮宣伝サイトのユーチューブアカウント

北朝鮮宣伝サイト・ウリミンジョッキリ(Uriminzokkiri、「わが民族同士」)の ユーチューブアカウントが再び停止されました。

韓国ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、米政府系のRFAラジオ自由アジアは21日水曜、米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」で北朝鮮の対外宣伝サイト「わが民族同士」のアカウントが停止された、と伝えました。

2020年6月に停止された同アカウントが復元されていることを知ったRFAがユーチューブ側に問い合わせたところ、今月19日に停止されたということです。

「わが民族同士」は、2010年8月に初めてユーチューブアカウントを開設しましたが、17年9月にユーチューブのガイドライン違反を理由にアカウントを停止されるも復元するなど、再開・停止を複数回繰り返しながら体制宣伝と扇動を展開してきました。

ブログ型交流サイトの「タンブラー」でも、わが民族同士のほか、北朝鮮宣伝サイトの「朝鮮の今日」「統一のメアリ」「メアリ」のアカウントが停止されています。

これについてタンブラー側はRFAに対し「サービス約款に違反したため」と説明しています。

北朝鮮の朝鮮労働党宣伝扇動部と対韓国窓口機関の祖国平和統一委員会は、中国や米国企業などが運営するいくつものプラットフォームを利用して、北朝鮮の立場を主張しています。

こうしたプラットフォームには明白な体制宣伝や好戦的な内容だけでなく、流ちょうな英語を話す小学生や若者を前面に押し出すなど、宣伝方法の多様化も垣間見られます。

 


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