Pars Today

朝鮮半島地域で緊張が高まっている中、カマラ・ハリス米副大統領が、韓国への訪問中に南北朝鮮間のDMZ非武装地帯を訪問する予定です。

韓国ヨンハプ通信によりますと、現在ハリス副大統領は安倍元首相の国葬に参列するため日本を訪問しており、今月29日に韓国を訪問することになっています。

米国の挑発行為が地域の緊迫化の原因であると考えている北朝鮮は、韓国との合同軍事訓練参加目的で米国の空母USSロナルド・レーガンが韓国に入港した後に、短距離弾道ミサイルを発射しました。

安倍晋三元首相の国葬に参列するため訪日した韓国のハン・ドクス首相は２７日火曜に東京都内でハリス氏と会談し、「DMZ訪問は非常に象徴的」と評価しました。

ハン首相は会談で、「多くの課題を今すぐ完全に解決することはできないが、（両国の協力を）続けていくことを望む」と表明しており、これに対しハリス氏は「米国と韓国の同盟はインド太平洋地域の安全保障と繁栄の求心点」と強調しています。

なお、韓国と米国の海軍は２６日月曜、朝鮮半島東の日本海（韓国側名称；東海）で米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」などが参加する合同演習を開始しました。

この合同演習は、今月29日まで行われる予定です。

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