Pars Today

韓国のユン・ソクヨル大統領が、訪韓した米国のハリス副大統領と会談しました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、ユン大統領は29日木曜のこの会談で、「韓米同盟は朝鮮半島を超え、グローバル同盟に発展しており、軍事同盟から経済技術同盟に拡大している」と評価するとともに、「国民の自由、安全、繁栄を守る心強い支えとして引き続き韓米同盟を発展させていきたい」と述べています。

一方、ハリス氏は「この７０年間、韓米同盟は朝鮮半島とインド太平洋、そして世界で安全保障と繁栄の核心軸となってきた」として、「訪韓の目的は両国の力を強化し、共同の努力を強固にするため」と応じました。

またハリス氏は会談後、南北軍事境界線を挟むDMZ非武装地帯を視察することになっています。

北朝鮮が28日水曜、首都ピョンヤン郊外から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したばかりで、核・ミサイル開発を加速させている中、米韓両国は、29日まで米原子力空母「ロナルド・レーガン」も参加して日本海で共同訓練を行っています。

一部の有識者の間では、ハリス副大統領の今回の訪問には、米韓同盟の結束の顕示により北朝鮮を強くけん制する狙いがあると見られています。

米副大統領の訪韓は平昌冬季五輪が開かれた２０１８年２月以来となります。

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