米海軍司令官が主張、「北朝鮮のミサイル発射から日韓を守れる」
(last modified Sat, 15 Oct 2022 11:05:40 GMT )
10月 15, 2022 20:05 Asia/Tokyo
  • 弾道ミサイルの発射
    弾道ミサイルの発射

米海軍第7艦隊司令官が、同国として北朝鮮が発射を続ける弾道ミサイルから、同盟国である韓国と日本を守れると主張しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、米海軍第7艦隊司令官カール・トーマス中将は14日金曜、オンライン会議で、「我が軍にはミサイルを搭載した船が数隻ある。もちろん、同盟国や友好国を弾道ミサイルによって防衛する可能性がある」と語っています。

北朝鮮による最近のミサイル発射を受け、米国がこの地域でミサイル防衛演習を行ったことについて、トーマス氏は「米国が時代の流れに遅れていないことを北朝鮮に理解させるため」であり、同盟国を「守ることができる」のだと喚起しました。

また、第7艦隊が空中だけでなく、陸上でも同盟国を守ることができる艦船を有していると強調しています。

しかし、アメリカのこうした主張とは逆に、最近日本上空を北朝鮮のミサイルが通過した際には、日本に配備されているミサイル防衛システムはその機能を果たせていませんでした。

この数週間、北朝鮮によるミサイル発射が急増していますが、これは米原子力空母「ロナルド・レーガン」のこの地域への移動や、日本や韓国との合同軍事演習への反応として行われ、北朝鮮はこうした行動に鋭い反応を示しています。

北朝鮮は常に、アメリカの地域への駐留や日韓との合同軍事演習が地域の平和や安定を脅かすものとみなしており、特に米が敵対行為を続ける限り、自らの核・ミサイル計画を続行すると主張しています。

 


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