露安全保障会議副議長、習国家主席が会談、ウクライナ情勢を検討 
(last modified Wed, 21 Dec 2022 09:23:57 GMT )
12月 21, 2022 18:23 Asia/Tokyo

中国の習近平国家主席が、北京の釣魚台迎賓館で21日水曜、ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長と会談しました。

この会談で、双方はこの会談でウクライナ情勢の再検討に加えて、中ロ関係の発展を強調しました。

中国中央電視台CCTVによりますと、メドベージェフ氏と習氏はウクライナ危機について協議し、この中で習氏は、危機に関わる当事者が理性と自制を保ち、包括的な対話を行うよう期待するとしました。

メドベージェフ氏と習氏は会談で、二国間関係の現状と展望を高く評価したほか、最も切迫した国際問題へのロシアと中国のアプローチが広く一致していることを確認し、SCO上海協力機構、BRICS経済新興国、G20・主要20カ国地域を含む国際的なフィールドなどにおける外交政策の調整にも触れました。

習氏は、より公正なグローバル・ガバナンスのために中国当局はロシアと緊密に協力、親交する用意があると指摘しています。

ロシア安全保障会議事務局によると、メドベージェフ氏はプーチン露大統領の親書を習氏に渡しました。

この新書では、特に露中の政治対話や実務協力のレベルが高いことが指摘されています。

今年10月の第20回中国共産党党大会に照らして、双方は自分たちが率いる政党間の協力を活発化することで合意しました。

メドベージェフ氏が団長を務めるロシアの与党「統一ロシア」代表団は、中国共産党中央委員会の招待を受けて20日火曜~21日水曜にかけて北京を公式訪問しています。

 


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