パキスタンがロシア産原油輸入の可能性 3月以降に
1月 23, 2023 13:39 Asia/Tokyo
パキスタンが、今年3月以降にロシア産原油の輸入を開始する可能性が浮上しています。
ロイター通信が23日月曜、報じたところによりますと、ロシアのシュルギノフ・エネルギー相は今月20日、パキスタンへの原油輸出について、諸条件で合意できれば3月以降に開始する可能性があると述べました。
また、昨年10月にはロシアから原油を輸入している隣国インドを引き合いに出し、割安なロシア産原油の購入を検討していると明らかにしています。
RIAロシア通信によりますと、シュルギノフ氏は記者団に対して、原油と石油製品の輸出に関して、物流や保険、支払い、規模などに関する全ての問題を解決するための合意に向けて前進することで概念的に合意したと説明しました。
さらに、欧米諸国以外の通貨を意味する「友好国」の通貨で決済する交渉が進んでいると明らかにしています。
パキスタン政府高官とシュルギノフ氏は貿易・経済に関する政府間会合が行われている同国首都イスラマバードで、主要事項ではまだ合意に達していないと説明しました。
パキスタンの経常収支は悪化しており、外貨準備は46億ドルと、石油が大半を占める輸入の3週間分を辛うじて支払える水準にまで落ち込んでいます。
日本を初めとするG7・先進7カ国およびEUが、石油の価格上限設定などの対ロシア・エネルギー制裁を行使している一方で、これに同調しない国もあり、今後パキスタンがどのような行動をとるかが注目されます。
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