日米韓が韓国南方で対潜水艦合同訓練

日本、韓国、アメリカが、韓国南部・済州島南方の公海で対潜水艦合同訓練を行っています。

アメリカとその同盟諸国が、北朝鮮の脅威への対抗という名目で朝鮮半島での共同軍事演習を続けていることから、この地域での緊張が高まっています。北朝鮮は2日日曜にも、朝鮮半島での日米韓の共同訓練は挑発的なものであるとして、これらの国々が核勢力を築いていると警告しています。

イルナー通信によりますと、韓国国防省は3日月曜、日米韓の合同訓練が済州島南方海域を同日より2日の日程で実施されていると発表しました。

韓国国防部は今回の訓練について、「北朝鮮の水中の脅威に対し、探知、追跡、情報共有、撃滅する能力を向上させる」と説明しています。

日米韓は昨年9月にも対潜水艦訓練を行っています。

北朝鮮の2日の声明では、日米韓の度重なる軍事演習を非難しながら、「抑止のための（自国の）措置が、アメリカや同国の地域同盟諸国による演習および挑発行為を止める効果がない場合、我々は核兵器を使用せざるを得なくなるだろう」ともしました。

北朝鮮は先週、より小型の新しい核弾頭を披露しながら、核兵器製造のためにより多くの核物質を生産すると宣言しました。

北朝鮮は、朝鮮半島周辺での日米韓による訓練に反応してこの数ヶ月、ミサイル発射実験を複数回行っています。

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