インドの人口が、中国の人口を抜く

インドの人口が中国を抜き、同国は世界で最も人口の多い国となりました。

フランス２４チャンネルによりますと、国連の統計で、インドの人口は今月１４日時点で１４億２５７７万５８５０人となり、同国は中国を抜いて世界で最も人口の多い国となりました。

複数の推計から、インドの人口は、過去１２年で２億１０００万人（ブラジルの人口に相当）増加したことが判明しています。

一方、中国政府が今年１月に発表した統計によりますと、同国の人口が過去６０年で初めて減少し、少子高齢化が急速に進んでいることが示されています。

それによると、中国の昨年末時点の人口は、台湾、香港、マカオを除いて１４億１１７５万人となり、一昨年よりも８５万人減少しました。同国での死亡者数の増加の原因の一部には、新型コロナウイルスの感染拡大もあります。

中国政府は２０２１年５月、一家庭につき３人まで子供を持つことを認める決定をしましたが、専門家らの見方では、厳しい経済事情により出生率はいまだ上昇に転じていません。

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