中国が、国連でテロ対策における二重基準を批判
(last modified Sat, 24 Jun 2023 11:26:49 GMT )
6月 24, 2023 20:26 Asia/Tokyo
  • 中国の張軍国連大使
    中国の張軍国連大使

中国の張軍国連大使が、テロ対処における二重基準を批判しました。

中国の新華社通信によりますと、張軍大使は国連総会での演説において、テロとの戦いにおける二重基準を止めるよう求め、「テロは国際的な平和・安全を脅かす重要な問題である」と述べました。

さらに、「テロに善悪の議論の余地はなく、我が国は、テロと戦う各国の働きの調整役として国連が果たす大事な役割を助けていく」としました。

また、「自分たちを脅かすテロ組織との戦いだけに焦点を当てて、他国に危害を加えている他のテロ組織を無視することは、二重基準の一例である。また、テロの問題を利用して他国の内政に干渉することも、二重基準の例として挙げられる」と説明しました。

そして、「国連におけるテロとの戦いの資金は、テロとの戦いの最前線に立つ国々に多く費やされるべきだ」と強調しました。

 


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