韓国の反戦活動家らが、政府の政策に抗議するデモ行進実施
7月 23, 2023 18:01 Asia/Tokyo
韓国・ソウルにて、反戦活動家らがデモ行進を行い、東アジア地域での軍事的緊張の緩和を求めました。
イルナー通信によりますと、朝鮮戦争停戦70周年記念日を前に、日本や韓国の反戦活動家らが22日土曜、ソウル広場からクァンファムン(光化門)広場までを行進しました。
これらのデモ参加者らは、「米韓合同軍事演習により、南北間の対話が停止に追い込まれた」と強調し、「朝鮮半島危機の激化の原因はアメリカの軍事的挑発や一方的な制裁にある」としています。
これらの反戦活動家らはまた、韓国政府に対して、アメリカの右に倣う政策を止めるよう求めるとともに、日本国憲法第9条を論拠に、日本の武器生産・輸入を止めさせるよう要求しました。
去る4月24日にユン・ソクヨル韓国大統領が訪米した際、米韓両大統領はワシントン宣言に調印しました。この宣言は、いわゆる北朝鮮の脅威への対抗に向けて、韓国の軍事的抑止力の強化を追及するものです。
これに関連し、NSC米国国家安全保障会議のカート・キャンベル・インド太平洋調整官は今月18日、「核兵器搭載可能な我が国の原子力潜水艦が、数十年ぶりに韓国の領海に入った」と発表しました。
また、今月16日には日本、アメリカ、韓国で、国際海域における海軍合同軍事演習も開催しています。