北朝鮮が核魚雷を公開

北朝鮮が新型の核魚雷を公開し、専門家らの注目を集めています。

ここ数日行われた北朝鮮の軍事パレードに関して、メディアではその兵器や装備の性能をめぐる様々な評価が流れています。北朝鮮はこのパレードで、核弾頭の搭載が可能な魚雷4基を公開しました。

この軍事パレードは、朝鮮戦争休戦70周年を記念したもので、北朝鮮の国民やキム・ジョンウン総書記をはじめとした政府高官、さらには中国・ロシアからの代表団が出席して、開催されました。

ファールス通信によりますと、このパレードで北朝鮮の核魚雷 「海溢（ヘイル）」が初めて一般に公開されました。

海軍の専門家らは、この核魚雷の長さを50フィートと見積もっており、数百マイルを航行することが可能です。

この核魚雷が使用されれば、敵の沿岸警備を突破し、巨大な「放射能の津波」を起こすとされています。

この核魚雷は現在、北朝鮮の東海岸に配備されています。

北朝鮮は核兵器を保有し、これまでに6回の核実験を行っています。

今回の軍事パレードでは、戦闘機や「火星17号」「火星18号」といった長距離ミサイルなどが披露されました。

北朝鮮は、昨年だけで100発以上の弾道ミサイルを発射しています。

北朝鮮のカン・スンナム国防相は数日前、アメリカに対し、北朝鮮に対して核兵器が使用された場合には、「想像を超える危機」が訪れると警告しました。

北朝鮮は、アメリカが敵対政策をやめない限り、国防計画の発展を後退させることはないとしています。

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