8月 02, 2023 21:15 Asia/Tokyo
  • 日本の防衛軍
    日本の防衛軍

北朝鮮は、日本が北朝鮮の脅威を理由として防衛予算を増額していることを批判しました。

日本の防衛省は、先日に公開した今年の防衛白書で、今後5年間で防衛予算を43.5兆円にまで増額させる方針を示しました。

これらの予算の大半は、長距離ミサイルの開発や対空・対ミサイルシステムの強化、司令能力の発展、装備の修理・保守に充てられます。

防衛省は、北朝鮮の弾道ミサイルの性能が上がっていることを、防衛予算増額の理由としています。これに対し、中国や北朝鮮は、日米韓による挑発的行為が地域の不安定化と軍拡を煽っているとしています。

イスナー通信によりますと、北朝鮮外務省・日本研究所のキム・ソルファ研究員は、「日本の防衛白書は、中国やロシアを潜在的な脅威と位置づけているが、アジア太平洋地域における同盟結成や朝鮮半島・台湾海峡への軍備派遣により地域の平和と安定を損ねているのは、アメリカだ」と語りました。

キム研究員はその上で、「日本は北朝鮮を根拠なく批判し、自らが軍事大国となることを正当化しようとしている」としました。

また、朝鮮・欧州協会のリュ・ギョンチョル研究員も、韓国と西側諸国の軍事協力が北朝鮮を敵視していると語りました。

先週、韓国とフランスは初となる空軍演習を行いました。

リュ研究員は、フランスに対し、「アジア太平洋地域に対して無駄にエネルギーを使うのではなく、格差に起因する国内情勢に注力することを勧める」と述べました。

 


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