8月 07, 2023 20:32 Asia/Tokyo
  • 中国軍
    中国軍

中国国営のテレビ局・中央電視台は、台湾攻撃に備える自国軍の様子を捉えた、8回に渡るドキュメンタリー番組の放送を始めました。

台湾では、中国国民党と中国共産党がぶつかった国共内戦が終結した1949年以降、敗れた国民党が自治を敷いてきました。これに対し中国は、台湾を自国領土の一部としており、そこでの分離独立的な動きを終わらせようと昨年から、軍事演習実施などの動きを増加させています。

中国共産党は、必要な場合には軍事力を行使し台湾を併合すると明言しています。

英デイリー・テレグラフ紙によると、中国中央電視台は1日、人民解放軍の前身である中国工農紅軍(紅軍)の設立から96周年を記念し、「夢を追いかけて」と題したドキュメンタリー番組の第1回を放送しました。この番組では、中国軍が台湾付近で行った軍事演習の様子などが放映されました。

番組では、兵士らが台湾併合のためには命も投げ出す覚悟であるなどと語る場面もあったということです。

他にも、台湾海峡を管轄する部隊に所属する空軍パイロットは、「もし戦闘時に弾薬が尽きることがあれば、戦闘機は敵に突撃する最後のミサイルとなる」と語りました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ