北朝鮮・金氏が自国ミサイル能力の向上を強調
(last modified Mon, 14 Aug 2023 11:26:52 GMT )
8月 14, 2023 20:26 Asia/Tokyo

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が国内の軍需工場を視察し、ミサイル生産を増加させるよう求めました。

北朝鮮は、同国政権を崩壊させようと目論むアメリカの敵対政策が止むまで、防衛計画の拡大を続けていくとしています。

金正恩氏は、自国が毎年軍事演習を行い防衛力を強化させていることを強調しながら、「戦争の準備がどれだけできるかは、軍需産業の拡大にかかっている。関連工場は、この準備を加速させる非常に重要な責務を担っている」と述べました。

また、より近代化したミサイル発射装置の建設も命じました。

この命令は、韓国とアメリカが全面戦争の想定に基づいた合同軍事演習UFS乙支フリーダムシールドの実施を今月21日から予定している中で出されました。北朝鮮はこの演習を、戦争のための訓練と見なしています。

金正恩氏はこれ以前にも、北朝鮮の軍指揮官らとの会談で、あらゆる侵略に対処できるよう防衛準備を強化するよう求めていました。

さらに北朝鮮は先月27日、「戦勝記念日」と位置付ける朝鮮戦争休戦協定締結日70周年を記念して大規模な軍事パレードを開催し、無人機や大陸間弾道ミサイルなどの最新兵器を披露しています。

 


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