10月 21, 2023 20:45 Asia/Tokyo
  • 中国の国旗
    中国の国旗

中国当局が、去る3月に拘束していた日本人男性を正式に逮捕したことから、中国に駐在する外国企業に動揺が生じる可能性が浮上しています。

日本の報道各社によりますと、日本外務省と在北京・日本大使館の当局者らは21日土曜までに、東京に拠点を置くアステラス製薬の50代の社員が今月中旬、スパイ容疑で中国当局に逮捕されたことを明らかにしました。

米CNNによりますと、これを受け中国国内で事業展開する外国企業は一段の混乱に陥る可能性もあると指摘されています。

なお、松野博一官房長官は今月19日の記者会見で、「当該の日本人男性の逮捕を確認しており、中国側に早期の釈放を強く求めている」としました。

NHKによるとこの男性は中国に合計20年ほど在住していたということです。

外務省は男性の氏名や勤務先の企業、容疑の内容、拘束された場所の詳細について情報を公表していません。

去る7月、中国は既に広範囲に及んでいた反スパイ法の領域を拡大しており、専門家らは外国の企業やジャーナリスト、学者らにとって法律上のリスク並びに不透明性が一段と高まる恐れがあると警告していました。

 


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