10月 31, 2023 20:51 Asia/Tokyo
  • 中国国防省の呉謙報道官
    中国国防省の呉謙報道官

中国国防省の呉謙報道官が、「アメリカは建国以来の自らの歴史上において、戦争を経験しなかったのはわずか16年間だけであり、もはや戦争依存症に陥っている」と語りました。

米国防総省は最近、中国の軍事力に関する年次報告書を公表し、その中で「中国政府は核兵器、宇宙、サイバー、その他の分野で軍事力をこれまでの推定よりもはるかに急速に開発している」と主張しています。

IRNA通信が31日火曜朝、台湾のニュースウェブサイトFTNNの報道として伝えたところによりますと、中国国防省の呉謙報道官は、アメリカ側のこの主張に反論し、「この報告書は事実を無視したでっち上げであり、事実無根だ」とし「アメリカは戦争や、国際体制における支離滅裂な情報源に依存している」と述べました。

同報道官はまた、「中国は決して小国を虐めたり、また強国に寄りかかったこともない」とし、「しかし、米国は世界50カ国以上に800以上の軍事基地を設置しており、アフガニスタンからイラク、シリアからリビアに至るまで、米国の戦争機材が配備されている全ての場所において、人々が苦境に陥っている」と語りました。

そして最後に、「米国は、ウクライナには劣化ウラン弾やクラスター爆弾を、地中海には空母を、シオニスト政権イスラエルには武器弾薬を送付した。これは、人権擁護を主張する国は世界各地に何をもたらしていることを示すものだ」と結びました。

 


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