マレーシア首相、「ガザ損害は広島に比肩」
11月 06, 2023 14:47 Asia/Tokyo
マレーシアのアンワル首相が日本の岸田首相の共同記者会見で、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への爆撃を広島への原爆投下と比較し、「(パレスチナ自治区)ガザの損害は広島に比肩する」と述べました。
日本の報道各社によりますと、アンワル首相は岸田首相との共同記者会見でイスラエルとパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの戦闘について「(パレスチナ自治区)ガザの損害は広島に比肩する」と述べ、停戦実現の努力や人道支援で協力を深めたいとの考えを示しました。
パレスチナ側を支持する立場を示しつつ、「われわれは日本と立場が異なるが、ガザ地区は空爆によって広島に匹敵するような被害を受けている。日本による地域の和平への関与や、ガザ地区への人道支援を称賛したい」と述べ、原爆が投下された広島を引きあいに出しながら、日本政府の支援を評価しました。
岸田首相は5日日曜、訪問先のマレーシアでアンワル首相と会談し、このほかにも日本の同志国軍支援の枠組み「政府安全保障能力強化支援(OSA)」実施へ調整加速を確認しました。
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