12月 13, 2023 20:13 Asia/Tokyo

日中戦争中の1937年12月に当時の中華民国・南京で日本軍が一般市民などを虐殺したとされる南京事件から13日で86年を迎えました。現地では中国政府による追悼式典が開かれました。

中国政府は2014年にこの日を「国家哀悼日」に指定し、それ以来毎年政府による追悼式典が開かれています。

時事通信によりますと、13日、南京市内にある大虐殺記念館で開かれた式典には、全国人民代表大会(全人代)の李鴻忠副委員長が出席し、「(事件で)30万人の同胞が惨殺され、人類の文明史に暗黒の1ページを残した」と述べました。

李氏はまた、日中関係について、今年が日中平和友好条約締結から45年になることを踏まえ、「新時代に合った建設的で安定した関係を築かなければならない」と強調しました。

 


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