中国元が、世界で４番目に取引での使用が多い通貨に

中国の人民元が日本円を追い抜いて、世界で４番目に取引での使用が多い通貨となりました。

中国の英字紙グローバルタイムズが、SWIFT国際銀行間通信協会のデータとして報じたところによりますと、中国人民元の使用は去る11月に世界決済に占める割合が4.61％に上昇し、2022年1月以来初めて日本円を上回り、世界で4番目に多く取引されている通貨となりました。

複数の経済アナリストの話によりますと、このことは人民元の着実な国際化および、国際的な決済通貨としての人民元の魅力の高まり、また、中国経済の長期的な発展の勢いに対する強気な見通しを反映しているということです。

中国光大銀行のマクロ経済アナリスト・周茂華氏は、「国際舞台での人民元による決済の割合の増加は、各国間の国際決済・支払いにおける人民元の人気の高まり、そして中国経済の長期的発展に対する世界の投資家の信頼を示している」と語りました。

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