2月 07, 2024 18:14 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の汪文斌報道官
    中国外務省の汪文斌報道官

中国外務省の汪文斌報道官が、西アジア地域における現在の危機の責任はアメリカにあると指摘しました。

イルナー通信によりますと、汪文斌報道官は6日火曜、イラク、シリア、イエメンに対するアメリカの攻撃について触れ、「西アジア地域で現在進行中の”非常に複雑”な状況は、米国にその責任がある」と述べました。

続けて、「アメリカの政策や行動により、西アジアの危機は制御不能に陥る危険に遭遇している」と指摘しました。

そして、「米国には自制及び、緊張激化を招く行動の回避、そして国連安保理決議の順守によって、自国の行動から状況を制御不能に陥れないよう求めたい」としました。

アメリカはこの数週間、イエメン、シリア、イラクへの攻撃を行っていますが、このような攻撃に対しては、各抵抗組織だけでなくこれらの国々の国民からも強い反発を受けました。また、地域内にある米軍の基地・拠点は再三にわたり、各抵抗組織からも攻撃されています。

イランは、アメリカによるシリア、イラク、イエメンへのこのような攻撃について、シオニスト政権イスラエルの目的を達成させるためのものでしかないと指摘し、地域での戦争・紛争が地理面も含めて多角的に拡大する危険性があると警告しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     


 

タグ