中国で開催の「ペルシャ文明展」に反響
3月 02, 2024 16:48 Asia/Tokyo
中国・北京の故宮博物院で1月中旬から開かれている「ペルシャ文明展」は、豊かなペルシャ文明の魅力に中国国内外のメディアから注目が集まっています。
中国・新華社通信は29日、この展覧会に中国国内から多くの見物客が訪れていることを報じました。
同展覧会は1月12日からイラン文化遺産・観光・手工芸省の協賛のもと始まり、4月2日まで開催される予定です。
展覧会の開催責任者は「多くの展示品は、イラン民族の数千年にわたってこの文明をどう開花させてきたかを示している」と語りました。
この展覧会には216の品が展示されており、竜や不死鳥などイランと中国の文明に共通する要素にも触れられています。
中国・人民日報はこの展覧会について、「建築美術や各王朝の宝飾品、書道、絵画が見る者を魅了する」と報じました。
また環球時報も「イランやイラン文化は、東西文明の交差点であり、ユーラシア大陸の多くの国に影響を与えた」と記しました。
かつてのシルクロードを通じた東西交流は、それによって結ばれた国々の発展や文明の開化につながりました。
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