中国軍用機が、韓国や日本の防空圏に進入
6月 24, 2020 18:51 Asia/Tokyo
-
中国軍用機が、韓国や日本の防空圏に進入
中国の軍用機1機が22日月曜、韓国の防空識別圏(KADIZ)に入っていたことが確認されました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、同国の軍関係者などが24日水曜、これについて明らかにしました。
中国のY9情報収集機とみられるこの軍用機は、22日午前に済州島南方の南海と独島(日本の呼称は竹島)南方の東海(=日本海)を飛行し、KADIZと日本の防空識別圏に進入しました。
中国機はその後、済州島の南の岩礁、離於島の西方で韓国と中国の防空識別圏が重なる上空に入り、対馬の南方を経由して北上しました。
同機は、ほとんどが韓国と中国の防空識別圏が重なる上空と日本の防空識別圏で飛行しましたが、KADIZでも数分間飛行したとされています。
韓国軍は、KADIZ進入前に中国機を確認して、戦闘機を出動させました。
同軍は中国機の進入前に中国側と直通電話で通信し、中国側は「通常の訓練中だ」と応答したということです。
日本も、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたことを明らかにしています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ