韓国統一部、「北朝鮮の軍事計画保留は『肯定的なシグナル』
6月 25, 2020 19:15 Asia/Tokyo
韓国統一部関係者は25日、「北朝鮮が突如、対韓軍事行動計画の保留を決めたことは『肯定的なシグナル』との見解を示しました。
韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、同関係者はさらに「今後、南北関係を改善し、対話を通じて相互の関心事が協議されることを望む」と述べたということです。
北朝鮮が韓国に対する軍事行動計画を保留すると明らかにした後、韓国批判記事を通じた世論戦も事実上、中断されています。
北朝鮮はこれまで、国内向けメディアを通じ韓国への敵対心をあおるなど、世論戦を展開してきましたが、同国のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が出席した党中央軍事委員会の予備会議で、対韓軍事行動計画の保留を決めたとの報道が24日水曜になされてからは雰囲気が一変しています。
北朝鮮は韓国の脱北者団体による北朝鮮批判のビラ散布に反発し、今月9日に南北間の通信連絡線を遮断し、16日には開城にある南北共同連絡事務所を爆破したほか、非武装地帯(DMZ)内での軍事訓練対韓ビラ散布といった軍事行動計画を予告しましたが、キム党委員長が出席した23日の党中央軍事委員会の予備会議で、計画の保留を決めています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ