IOCバッハ会長に、「ソウル平和賞」
9月 23, 2020 21:35 Asia/Tokyo
人類の福祉や国際平和に貢献した個人や団体に贈られる第15回「ソウル平和賞」に、IOC国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が選ばれました。
韓国ヨンハプ通信によりますと、ソウル平和賞文化財団が23日水曜、スポーツを通じた世界平和に貢献したとしてバッハ会長の受賞を発表しました。
ソウル平和賞は東西の和解や平和ムードを高めた1988年ソウル五輪の精神を引き継ぐため90年に制定され、隔年で授賞しています。
バッハ会長は、北朝鮮による核実験やミサイル発射により朝鮮半島危機が高まっていた当時、17年11月の国連総会で「五輪休戦決議案」が採択されるのに大きな役割を果たし、朝鮮半島の平和を象徴する18年の平昌冬季五輪が過去最多となる92カ国・地域が参加した冬季大会になったことに貢献したことが認められました。
また韓国と北朝鮮が五輪史上初の南北合同チームを結成し、アイスホッケー女子に出場する上でも主導的な役割を果たしました。
授賞式は年内にソウルで開催され、バッハ氏には賞金20万ドル(約2100万円)が贈られます。
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