菅首相が、韓国ムン大統領と電話会談
9月 24, 2020 19:58 Asia/Tokyo
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菅総理大臣とムン大統領
菅総理大臣は、就任後初めて、韓国のムン大統領と電話会談を行いました。
ムン・ジェイン（文在寅）大統領が、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題について「両国政府とすべての当事者が受け入れられる、最適な解決策を共に探していくことを望む」として、対話を通じて双方が受け入れ可能な解決策を、模索していく考えを強調したとしています。
NHKによりますと、この電話会談は、韓国大統領府のカン・ミンソク報道官が24日木曜午後、記者会見して明らかにしたものです。
ムン大統領は、24日の菅総理大臣との初めてとなる電話会談で「基本的な価値と戦略的な利益を共有する最も近い友人であり、北東アジアおよび世界の平和と繁栄に向けて共に協力していくべきパートナーだ」と述べたうえで、菅総理大臣の就任を機に、強制徴用など日韓両国の懸案の解決に向けた対話を、加速させるよう呼びかけました。これに対し菅首相も、懸案解決のための対話努力を促進していく意思を示したということです。
懸案のうち太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題について、ムン大統領は「立場の違いがあるのは事実だが、両国政府とすべての当事者が受け入れられる、最適な解決策を共に探していくことを望む」と述べ、対話を通じて双方が受け入れ可能な解決策を模索していく考えを強調したとしています。
また、ムン大統領は、北朝鮮による日本人の拉致問題について「日本側の努力を支持し、支援していく」と述べたほか、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いて、来年の東京オリンピック・パラリンピックが無事に開催されることに期待を示したということです。
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