韓国外交部が、日本のベルリン少女像撤去要請を批判
10月 08, 2020 21:47 Asia/Tokyo
韓国外交部は、日本政府がドイツ・ベルリンの「平和の少女像」の撤去を要請したことについて、「民間の自発的な動きに政府が外交的に関与することは望ましくない」と述べました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、韓国外交部のキム・インチョル報道官は、8日の定例会見で、日本政府がドイツの首都ベルリンに設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去を要請したことについて、「民間の自発的な動きに政府が外交的に関与することは望ましくない」と述べました。
また、「歴史的な事実に関連して民間が設置した造形物」だとして、「政府が関与することは問題解決に決して役に立たず、日本自らが表明した責任の痛感と謝罪、反省の精神にも逆行する」と批判しました。
茂木敏充外相はドイツのマース外相とのテレビ電話会談で、少女像の撤去を求めた。
少女像は先月25日、ベルリンの韓国系市民団体の主導でベルリンの歩道に設置されていました。
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