中国・電子科技大による世界初の6G試験衛星が打ち上げ成功
中国四川省の電子科技大学が、世界初の第6世代移動通信技術(6G)試験衛星「電子科技大学号(天雁05衛星)」の打ち上げに成功し、予定の軌道に投入したことを明らかにしました。
中国・新華社通信が8日日曜、報じたところによりますと、四川省成都市の電子科技大学は今月6日、成都国星宇航科技などと共同開発した世界初の第6世代移動通信技術(6G)試験衛星「電子科技大学号(天雁05衛星)」を同日午前11時19分(日本時間午後0時19分)、山西省(Shanxi)太原衛星発射センターから運搬ロケット「長征6号」を使って打ち上げ、予定の軌道に投入した、と発表しています。
この衛星は重さ70キロで、テラヘルツ波通信設備を搭載しており、衛星プラットフォーム上でアップダウンリンクを構築し、テラヘルツ波の負荷試験を実施するもので、これは宇宙空間におけるテラヘルツ波通信の世界初の技術検証となります。
同衛星は今後、スマートシティー建設や防災・減災、国土計画、環境保護、重要インフラ建設・モニタリングにも活用される見通しで、宇宙空間で国家戦略と経済・社会の発展に貢献していくものと見られています。
中国工程院院士(アカデミー会員)で国際宇宙航行アカデミー(IAA)会員、電子科技大学衛星産業技術研究院学術委員会主任の徐揚生(Xu Yangsheng)氏は、「今回、世界初の6G試験衛星を開発し、打ち上げたことは、中国の宇宙分野におけるテラヘルツ波空間通信技術が画期的進展を遂げたことを示している」と語りました。
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