韓国で失業率5.7%に大幅悪化 失業者数も過去最多
2月 10, 2021 18:18 Asia/Tokyo
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韓国で失業率5.7%に大幅悪化
韓国の統計庁が10日に発表した雇用動向で、1月の失業率が5.7%で前年同月比1.6ポイント悪化となり、また失業者数も、前年同月比41万7000人増の157万人で1999年6月の統計開始以来最多となりました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、新型コロナウイルス感染の再拡大が、同国の雇用情勢を悪化させています。
1月の就業者数は2581万8000人で、前年同月比98万2000人減少しました。これは11カ月連続のマイナスとなり、アジア通貨危機の影響があった1998年1月~99年4月(16カ月連続減)以降で最長となりました。また、1月の減少幅はこの11カ月で最も大きくなっています。
業種別にみると、宿泊・飲食店業(36万7000人減)や卸・小売業(21万8000人減)などで就業者数が減り、対して運輸・倉庫業(3万人増)や事業施設管理・事業支援・賃貸サービス業(2万7000人増)などは増加しました。
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