WFPの対北朝鮮支援、国境封鎖が続けば中断も
2月 23, 2021 20:07 Asia/Tokyo
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北朝鮮における農業
国連世界食糧計画(WFP)は23日、ホームページに掲載した資料で、今年も北朝鮮の国境封鎖が続き食糧の搬入ができなければ、北朝鮮への支援活動そのものが一時中断する可能性があると指摘しました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、北朝鮮は新型コロナウイルスの流入を防ぐため、昨年1月から国境を封鎖しており、これにより食糧の搬入が難しくなっているほか、北朝鮮に派遣された国際機関職員らの平壌の外への移動も制限されています。
一方、韓国統一部は昨年、WFPによる北朝鮮の乳幼児・女性支援事業に1000万ドル(約10億5000万円)を拠出することを決定しましたが、この事業も同じ理由で実施が滞っています。
同部の当局者によれば、WFPは支援物資の購入などの準備を進めてきましたが、北朝鮮内の物資の移動が難しく、国際基準に見合ったモニタリングも困難なため、事業のスケジュールを調整しているということです。
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