韓米合同軍事演習がコロナで縮小、有事作戦権の移管検証は見送り
3月 04, 2021 17:28 Asia/Tokyo
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韓米合同軍事演習
韓国と米国の軍当局が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年上半期の合同軍事演習の実施規模を縮小することを明らかにしました。
韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、韓国の複数の政府消息筋は4日木曜、両軍が今月8~18日にかけてコンピューターシミュレーションによる指揮所演習を実施する予定であることを明らかにしています。
なお、昨年8月に実施された演習も新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して実施されています。
演習内容は北朝鮮の挑発を想定し、韓米両軍の対応手続きなどを点検する防衛的な性格の定例訓練となり、今回も機動訓練は実施しない予定です。
消息筋によりますと、韓国側は米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に向け、韓国軍主導で創設予定の「未来連合軍司令部」の完全運用能力(FOC)の検証の実施を視野に入れていましたが、米軍の増員兵力が韓国に入国できず、検証は下半期に見送ることになりました。
もっとも、下半期の演習が実施される8月ごろも新型コロナウイルスの感染拡大が続く場合は検証ができなくなる可能性が高まっています。
北朝鮮は、こうした演習の実施に強く反発してきており、バイデン米政権発足後初となる今回の演習に対する北朝鮮の反応が注目の焦点となりそうです。
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