中国が、世界でのコロナワクチン分配方式を批判
4月 05, 2021 19:24 Asia/Tokyo
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コロナワクチン
中国の王毅国務委員兼外相が、世界での新型コロナウイルス予防ワクチンの分配方式を批判しました。
ロシア・タス通信によりますと、中国外務省のホームページに5日月曜に掲載されたインタビューで、王外相は「先進国は世界で生産された新型コロナウイルスワクチンの約60%を買い占め、途上国のワクチン不足を引き起こした」と語り、「 世界ではワクチン・ナショナリズムが定着した一部の先進国は、自国の人口を3〜4倍上回る量を注文した」と述べています。
また同氏は「非常に多くの途上国が深刻なワクチン不足に直面し、たくさんの国が少なくとも1回分の量を入手するのも困難な事態にある」と指摘しました。
さらに、「この(先進国と途上国の間の)ワクチンのテンポのギャップは、現在、腹立たしく、かつ残念な現実になりつつある」とコメントしています。
その上で、「中国はワクチン供給で80カ国以上と3つの国際機関を支援したほか、世界40カ国以上にワクチンの商業的供給も行った。また中国は10カ国以上とワクチンの開発や生産で協力しており、ワクチンの生産や分配のための地域センターを世界中につくる意向だ」と語りました。
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