ミャンマーで拘束の日本人記者が起訴 嘘の情報を流した容疑
May 04, 2021 18:49 Asia/Tokyo
ミャンマーで国軍に拘束されている日本人ジャーナリストの北角裕樹さんが3日、嘘の情報を流した容疑などで起訴されました。
ミャンマーの日本大使館による証言をもとに日本メディアが報じたところによりますと、北角さんは嘘の情報を流した容疑などで3日に起訴されたということで、有罪判決が下される場合、 北角さんは最長で3年間の禁固刑に処される可能性があります。
また、 北角さんはミャンマーの入国管理法に違反した容疑もかけられており、この容疑で有罪となると、最長で5年間の禁固刑に処されます。
日本経済新聞に勤務した後、フリーランスの記者となり、ミャンマーの最大都市ヤンゴンを拠点に活動していた北角さんは、先月18日、治安部隊によって自宅から連行され、現在もヤンゴン市内のインセイン刑務所に拘束されています。インセイン刑務所は政治犯が多く収容されていることで知られています。
北角さんの拘束を受けて、日本政府はミャンマー政府に対して正式に抗議を行っています。
北角さんは20201年2月にも拘束されていますが、その際は数時間で釈放されていました。
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