機密文書から、米の対中核攻撃の目論見が発覚
May 24, 2021 19:05 Asia/Tokyo
公開された機密文書から、アメリカが中国の各中心都市に対する核攻撃を防衛の優先事項として位置づける決定を行っていたことが明らかになりました。
英デイリーメール紙によりますと、公開された機密文書は、アメリカが1950年代、中国に対する核兵器使用を目論んでいたことを示しています。
それによれば、米政府関係者は1958年、通常の兵器によって同盟地域の台湾を中国から防衛できるかに疑念を抱いていました。彼らは、この点に加えて、当時のソビエト連邦の報復攻撃を予測していたために、それに対して核という選択肢を選ぶことを決意していました。
アメリカの元軍事分析家で核戦略研究者のダニエル・エルズバーグ氏によって公開されたこの情報からは、同国が当時、台湾の防衛のために、そして中国の同盟国からの核の報復への怖れから、中国に対し核攻撃を選ぶ決定をしていたことがわかります。
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