6月 24, 2021 14:56 Asia/Tokyo
  • 30歳の韓国女性
    30歳の韓国女性

韓国のイスラム教徒たちが、同国ではイスラムに関する誤解はまだ残っているものの、人々が知識や認識を深めることが、この宗教への興味を持つ上で重要な役割を果たすと語りました。

マレーシアの新聞「ストリート・タイムズ」によりますと、30歳の韓国女性は2007年、数年間の勉強を経てイスラム教に入信しました。この女性は、昔からイスラムの歴史や文化に興味があり、イスラム教が自分にとって適した宗教であると気づくに至りました。

信仰を変えることは彼女にとっては個人的な事柄でしたが、ヘジャーブを身につけることは人々の視線を浴びることになり、不当な態度をとられたり、嫌がらせの言葉を受けたりすることもありました。彼女は「多くの韓国人がイスラム教について大きな誤解をしており、ヘジャーブが女性やその自由を制限するものだと考えている」と語ります。

また、人々がヘジャーブをテロの象徴だとみていることはとても残念だとしました。

マレーシア男性と結婚した別の32歳の韓国人女性は、夫と知り合ってしばらくしてから、彼がイスラム教徒であることを知った時のことを回想し、「とてもショックを受けて、こんなにいい人がテロリストだなんてどうしたらあり得るだろうと考えた」といいます。

韓国では、近年イスラム教徒の数が増加傾向にある一方で、李氏朝鮮時代(1392~1897年)の数世紀は、イスラムは孤立主義の政治思想だとして禁止されていました。

 

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