中国、スパイ容疑のカナダ人に懲役11年の判決 トルドー首相「ただちに釈放を」
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中国・遼寧省丹東市の中級人民法院(地裁)は11日水曜、国家機密を入手した罪に問われたカナダ人実業家マイケル・スパバ氏に懲役11年の実刑判決を下しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 12, 2021 14:46 Asia/Tokyo

中国・遼寧省丹東市の中級人民法院(地裁)は11日水曜、国家機密を入手した罪に問われたカナダ人実業家マイケル・スパバ氏に懲役11年の実刑判決を下しました。

カナダのトルドー首相は「全く容認できない」と反発し、同氏を直ちに釈放するよう求めました。

ロイター通信によりますと、トルドー首相は声明で「スパバ氏に対する有罪判決と刑罰は不当なもので全く容認できない」と非難しました。

また、同じくスパイ罪で起訴されたカナダの元外交官マイケル・コブリグ氏の釈放も要求しました。

スパバ氏は2018年12月、知人のコブリグ氏とともに中国当局に拘束されました。カナダ当局が直前に中国通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の 孟晩舟(モン・ワンジョウ )最高財務責任者を拘束したことへの報復とみられていました。

地裁は今回の判決で、スパバ氏に対し5万元の資産没収も言い渡しました。カナダのバートン駐中国大使によると、スパバ氏は刑期終了後に国外退去処分となる見込みです。

 

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