アフガンで起きている絶対的な悲劇について国際社会が警告
(last modified Mon, 23 Aug 2021 07:56:14 GMT )
8月 23, 2021 16:56 Asia/Tokyo

世界の指導者らが、アフガニスタンは大規模な飢餓、難民化、経済崩壊といった絶対的な悲劇に直面していると警告しました。

アフガニスタンの首都カーブルにある各国際機関の代表らは、同国の混乱は、干ばつや深刻な難民化、経済状態の麻痺によって常態化しており、速やかな国際的な対応が必要であると警告しています。

国連世界食糧計画・在アフガニスタン事務所ののMary-Ellen McGroarty所長は、早急に調整を行うことが極めて重要であるとした上で、そうでなければ恐ろしい現状は絶対的な悲劇に変わり、完全な人道的悲劇となると述べました。

同所長は、「アフガニスタンの人々は何も持っておらず、我々が食糧を用意し、冬の雪で幹線道路が閉鎖される前に各地へ支援を届けなければならない」と述べました。

アメリカとその同盟国は、20年におよんだアフガン駐留に失敗し、同国から撤退しています。この軍事占領は、テロの拡大、内戦、騒擾、情勢不安、治安悪化、数万人のアフガン民間人の死亡といった以外にもたらしたものはありませんでした。

 

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