台湾総統が、中国に「軍事的冒険主義」の抑制を要求
1月 01, 2022 15:26 Asia/Tokyo
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台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統
台湾が中国に対し、「軍事的冒険主義」を抑制するよう求めました。
台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は1日土曜、西暦の新年にちなんでのメッセージにおいて、「武力行使は、両者(中台)の隔たりを解消する選択肢には絶対になり得ない」とし、中国当局に対し、軍事的冒険主義を抑制するよう求めました。」としました。
こうした中、中国の習近平国家主席は新年の演説で、「祖国の完全な再統一」は中台同胞の共通の願いだと断言しました。
同総統はまた、国内および国際的な分野で中長期的な目標を達成するために自国のすべての人々の団結を呼びかけるとともに、明るい未来を達成するための前提条件は団結だとしています。
アメリカが台湾問題に干渉していることから、米中間の緊張が高まっています。
米国は内政干渉を繰り返す中、台湾への支援を約束し、同地域に軍隊を派遣し、地域での対立を煽ろうとしています。
これに対し中国は、台湾海峡の情勢の複雑化に公然と関与しているとして、アメリカを非難しています。
過去数か月間、中国軍機は異例のペースで台湾の防空識別圏(ADIZ)への進入を繰り返してきました。
中国政府は台湾を自国領土の一部と見なして、いずれ併合する考えを示し、必要ならば武力行使も辞さないとしています。
台湾の国防部(国防省)は昨年10月、中国軍機による台湾のADIZへの進入数が過去最多となり、同国との軍事的緊張は過去40年で最も高まっていると危機感を示していました。
なお、フランス通信が1日土曜、報じたところによりますと、中台関係は近年、最悪レベルの緊張状態にあるということです。
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