韓国で、徴用問題めぐる三菱重工の再抗告を最高裁が棄却
(last modified Tue, 11 Jan 2022 10:52:48 GMT )
1月 11, 2022 19:52 Asia/Tokyo
  • 三菱重工業
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三菱重工業に韓国の元勤労挺身隊員らへの賠償を命じた判決を巡り、韓国最高裁が韓国内の特許権差し押さえ命令を不服とした同社の再抗告を昨年12月27日に棄却していたことが分かりました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、2018年11月に最高裁で三菱重工に賠償を命じる判決が確定していますが、同社はこれに応じておらず、裁判所は同社が韓国内で所有する商標権2件と特許権6件を差し押さえる強制手続きを決定していました。

このうち商標権2件と特許権2件に対しては三菱重工側の再抗告が棄却され、売却命令が出されました。同社はこれも不服とし、大田地裁で法的手続きが続いています。

今回再抗告が棄却された特許権2件についても売却命令の手続きが踏まれる見通しです。

これとは別の特許権の差し押さえ命令に対する抗告については、引き続き大田地裁で審理が進められています。

 


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