中国の昨年のＧＤＰ、前年比で８．１％増も減速傾向

中国国家統計局は１７日月曜、昨年のＧＤＰ国内総生産を発表し、前年比で８．１％伸びたとしました。一方で、昨年１０～１２月の伸び率は４．０％と減速傾向であることも明らかになりました。

共同通信によりますと、昨年の中国のＧＤＰは金額で１１４兆３６７０億元（約２０００兆円）で前年から１３兆元増加しました。

一方、朝日新聞によりますと、今回８．１％の伸びを記録したのは１～３月期に１８．３％の伸びがあったことに依るところが大きく、その後の４～６月期は７．９％、７～９月期は４．９％、１０～１２月期は４．０％と減速傾向が続いています。

中国国内では昨年、不動産大手・恒大集団の経営危機が表面化したり、政府による厳しいコロナ対策で経済活動が制限されるなどし、そういった要因が今回の統計にも表れた可能性があります。

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