アフガン元外相、「米を友好国と呼んだことを後悔」
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アフガニスタンのスパンター元外相
アフガニスタンのスパンター元外相が、同国資産のアメリカによる凍結に反応を示し、ツイッターで「米国を同盟国および友好国と呼んだことを後悔している」としました。
アメリカのバイデン大統領は11日金曜、アフガニスタンの凍結資産の半分以上を調査および2001年発生の9.11同時多発テロの犠牲者遺族への賠償支払いに充てるよう指示を出しました。
この命令は、現在アフガニスタンを支配しているタリバンや、同国の人々、国際機関の反発を巻き起こしています。
米ホワイトハウスは、タリバンがアフガニスタンを掌握した昨年8月15日以降、約100億ドルにのぼる同国の資産を凍結しました。その後70億ドルは凍結解除されましたが、バイデン大統領はそれから間もなく、「凍結解除されたこの資産の半分(約35億ドル)は、9.11同時多発テロ犠牲者の遺族への賠償支払いに充てられる」と述べました。
IRIB通信によりますと、かつてアメリカ政府関係者と密接な関係を築いていたスパンター元外相は13日日曜、ツイッターで「米政府を一時期アフガンの『友好国かつ同盟国』と呼んでいたことについて、わが国の歴史と国民に対し罪を犯したと感じている」としました。
元国家安全保障顧問でもある同氏は、バイデン大統領によるアフガニスタン資産凍結について、「バイデン氏はかたときもアフガニスタンの友人であったことはなく、アフガン国民は現在、米国の正しくない政策のツケを支払うことを強要されている」と続けました。
また、「テロ組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディンも、米国から幅広い支援を受けていた」と指摘しました。
さらに、「米国は『テロとの戦い』という名目でこの20年間、アフガニスタン国内で戦争を引き起こし、数千人もの女性、子ども、民間人の命を奪った」と説明しました。
そして、「我々は、アフガニスタン国内で行われる戦争がテロとの戦いだと信じていた。しかし米国は、ウサマ・ビンラディンがパキスタンで暮らしていた中、同国を360億ドルを費やし支援していた!」としました。

