スリランカで、首相除く閣僚全員が辞任
(last modified Mon, 04 Apr 2022 08:08:49 GMT )
4月 04, 2022 17:08 Asia/Tokyo

スリランカで、首相以外の閣僚全員が辞表を提出しました。

スリランカではこの数日、デイーゼルオイルを含む燃料不足によって、国民の怒りが全土で高まっています。

複数の国立病院も、必要な医薬品の不足により、外科手術を停止しています。この状況により、数百人の抗議者は、大統領公邸前でデモ集会を行い、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の辞任を求めました。しかしこのデモは暴徒化したため、政府は2日土曜から往来制限を設定し、この制限に違反したとしてすでに市民数百人が逮捕されています。

抗議の規模が拡大したことにより、スリランカの閣僚全員が辞任せざるを得なくなりました。

イルナー通信によりますと、スリランカのディネシュ・グナワルダナ教育相は、自分を含む閣僚全員がマヒンダ・ラジャパクサ首相に辞表を提出した、としています。一方で、マヒンダ氏は引き続き首相の職に留まるだろうとされています。

 


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