タリバンが、アフガン国内でのケシ栽培禁止を主張
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アフガニスタンの現支配勢力・タリバンの最高指導者アクンザダ師が、アヘンの原料となるケシの国内での栽培禁止を発表しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 04, 2022 18:52 Asia/Tokyo

アフガニスタンの現支配勢力・タリバンの最高指導者アクンザダ師が、アヘンの原料となるケシの国内での栽培禁止を発表しました。

タリバンによる新政権の発足前まで、同組織の最も重要な歳入源はケシの栽培および、麻薬の生産・密輸でしたが、新政権発足後のこの8ヶ月間にこの組織は何度も、ケシ栽培禁止令を発表してきました。

しかし、アフガン人農業従事者の一部は、「ケシ栽培禁止令が出されてはいるが、これまでタリバンからの圧力は感じられない」と述べています。

ファールス通信によりますと、タリバンの最高指導者アクンザダ師は3日日曜、麻薬生産に使われる全ての各種作物の栽培を禁止する命令を出しました。

タリバン最高指導者のこの命令によりますと、アフガン全域でさらに、あらゆる種類の麻薬を生産する作業所、輸出、売買、譲渡、使用が禁じられることになったということです。

アフガンで今回の禁止令が出された一方、同国は世界最大の麻薬生産国の1つであり、同国だけで世界のアヘン生産全体の90%を占めています。

アフガンは、20年間にわたり外国軍が駐留していた間に、国内での麻薬の栽培・生産は異例の規模で増加しました。

複数の報告からは、アフガン国内では今なお20万ヘクタールもの土地でケシが栽培されていることが判明しています。

アフガンのトロ・テレビによりますと、過去に同国のケシ生産の2大拠点となっていたヘルマンド州とカンダハール州は、タリバン政権発足後もケシ栽培を増やしています。

15年間にわたりケシ栽培に従事していたアフガンのある農業関係者は、「今年もすべての農地をケシ栽培に充てており、来月にはケシの実が収穫できる」と語りました。

また、ケシの代用作物の栽培に関しては、「この地域の農作業者にとって、ケシ栽培ほと利益を生む作物はなく、今のところこれに関する制限は一切ない。このため、我々はケシの栽培面積を増やした」と述べています。

アフガンでは法律上はアヘンの売買が禁止されていますが、現在もカンダハール・ヘルマンド両州では、アヘンの売買が自由に行われています。

 


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